2016年4月29日金曜日

某スピード翻訳をやめた理由

こんにちは、士林翻訳サービスの林です。


ニューヨークのTimes Squareのカフェから当ブログを

更新しています。



早速本題に入ります。士林翻訳サービスは結構な数の取引先を

確保していますが、こちらから取引を停止することも

まれにですが、あります。



一ヶ所は、●●●スピード翻訳さん。

単価は安いですけど仕事は多いので、トライアルにパスして

ここと取引していました。

依頼者の評判も良くて、星5つを日常的にもらっていました。

ただ、ある日、運営から連絡が来て、「今回やった翻訳で、お客様から

クレームが来てこちらでチェックした結果、確かに基準を満たさないので

ペナルティとして一ヶ月受注資格を停止します」。



ここでやった翻訳は少なく見積もって100件を超えています。

この案件は申し送りのコメント無しで、本文以外のコンテキストは

ゼロでした。コメント欄でやり取りすると言っても、低単価かつ

ウルトラ短納期。


同じく(プロレベル翻訳者として)登録してるGengoなら、

revision requestをかけてもらって、修正して再提出すれば

済む話です。


こちらも人間です。100個やったら1個ぐらいはまずいのが

出てきます。



また、今回のペナルティに際し、G●●スピード翻訳さんの

言っているのは、「刑期明け」の際、通知はしない。さらには

ペナルティ中のジョブアラートメールの停止もない。




素人に毛が生えたようなレベルの人は大勢いても、「プロに相応しい

一定以上の水準を満たせる」翻訳者の数はそんなに多くありません。

専業で食えるようになるには長い時間がかかっています。

「取り替え可能な部品」扱いしてもらっても……ならよそに

行くだけです。



Gengoさんははるかに良いです。unreasonableなお客さんの

クレームがあった時、ちゃんと(一度ならず何度も)翻訳者を

守ってくれたので、スタンダードレベルのワード3セントの仕事でも

空いた時間に積極的にやっています

(ラブレターの翻訳とかめっちゃ楽しいです)。



翻訳者を大切にしない所は衰退していくし、当然会社の業績も、

大きく差が開くと思います。実際、Gengoの週あたりの案件数は、

僕のやってるEnglish-to-Japaneseのペアでも増加傾向が

続いています。某スピード翻訳さんと、差がつく一方です。




翻訳者の皆様も、自分の取引先リストを見て、一番自分に対する

扱いが悪いところを思い切って「取引停止」してみると

いいかも知れません。僕の場合、某スピード翻訳さんを切った後、

逆に売上は増えています。




では、この辺で。

士林翻訳サービス 林


2016年4月15日金曜日

NYでHyperledgerのミートアップに出てみた

こんにちは。


4/1からNYCに滞在している主任翻訳者の林です。

参加予定の5/2-4のConsensus2016 (Coindesk主催のイベント。


寄付者の方にレポートを優先公開!)

までまだ間があり、それまでセントラル・ハーレムに滞在しながら

翻訳などをやっていますが、meetup.comでbitcoinNYCという

グループを見つけたので、登録してみました。

そうすると、東部時間で今日(4/14)の6:30PMから

Hperledgerのmeetupがあるという知らせをメールでもらったので、

参加表明の上、タイムズスクエアの会場に行ってみました。



参加してみると、meetupというよりセミナーでした。

登壇者/主催者はDan(Daniel Ford氏)で、IBMやDellでの研究職

を経て、現在リサーチ会社のKeoja LLCの代表とのこと。

Keojaはアイスランド語で鎖(= “chain”)を意味するそうです。


さて、このHyperledgerですが、話を聞いてみると

なんかすごいプロジェクトなのでは??何より参加企業が

すごい!ー

-R3 CEV
-Digital Asset Holdings

などが名を連ねており、日本からは:

Hitachi
三菱東京UFJ銀行
富士通

が参加。

あとIT系ではIntelやCisco Systems。

これらの顔ぶれを見ているだけで、

「Hyperledgerこそがprivate blockchainの大本命では」

と思わされます。もちろん一社が総取りするには市場が大きすぎる

とも思いますが。日本なんかだとビットコイン取引所zaifを

運営するテックビューロ社のpermissioned blockchain

ソリューション「Mijin」なども頑張っています。



ちなみに、Hyperledgerですが、IBMとLinux foundationによる

プロジェクトで、2015年9月22日のIBMによるFabricへの

イニシャルコミットに端を発しているそうです。

IBMの”Open Blockchain”はHyperledgerにマージされたようです。



ちなみに会場はほぼ満員で、スタートアップ界隈の人々や、エンジニア、

ウォール街関係者、BNPバリパやロイドからも参加者がいました。

IBMなどのIT系やスマートコントラクトのEris 

Industiriesからも参加者が。大体100人ほど集まった感じです。



登壇した主催者のDanがスライドに沿って話をしていきましたが、

残念ながらBlockchainを定義するスライドから始め、これじゃあ

聞いている人がpublic blockchainとpermissioned blockchainを

ごっちゃにしてしまうぞ、と思いました。

ただ後の方で、ちゃんと「この世界にはpublicとpermissionedの

ブロックチェーンの両方が存在する余地がある」とコメントしていた

ので、頭のなかで両者をごっちゃにしているわけでもないよ

うです。彼はcentral authority (権限を持つ中央機関)があるかどうか

で両者を区別しており、そのとおりと思います。


わずか1時間ぐらいのセミナーでしたが、重要だったのは、



ーHyperledgerへそうそうたる企業が支援に回っているという事実

ーこれから数百万の単位でブロックチェーンが登場するというDanの予想

ーpermissioned blockchainはIoT(モノのインターネット)と
 組み合わさってeconomic automation (経済における自動化)を
 達成し、そこに商機がある


といったところでしょうか。

あとキーワードとしてgRPCとかPBFT(Practical Byzantine Fault

 Tolerance)とかが出て来ましたが、主任翻訳者には馴染みが薄い

単語なので興味ある方はググってみるといいと思います。



というわけで、今回はこれで。


士林翻訳サービス 主任翻訳者 林

2016年4月6日水曜日

NYにいます…フォトギャラリー


士林翻訳サービス主任翻訳者の林です。

4月はNYのセントラル・ハーレムに滞在しています。
ちょっと寒いです。

今日は趣向を変えて、iPhone6で撮った写真をお見せします。

では、Here we go!


































いかがでしたか?

主任翻訳者のNYC滞在はまだ続きます。


士林翻訳サービス 主任翻訳者 林