2016年5月19日木曜日

ビットコインクラウドファンディングを運用してみて分かったこと

こんにちは/こんばんは


士林翻訳サービス主任翻訳者林です。

米国NYC滞在を終え、日本に戻っております。

今回私が行った「参加費を支援してConsensus 2016のレポートを読もう

https://bitdonation.org/project/3/

のクラウドファンディングですが、優先公開も最終的な当サイトでの無償

一般公開も終え、幕を閉じました。

ビットコインクラウドファンディングを実際にやったらこうだったという

感想を聞きたいという皆さんも多いかと思い、やってみて私が感じた所、

適切なプロジェクト運営の為のヒントについて本記事にまとめておきます。



実際のクラウドファンディングの進行は、

概ね上のURL通りでしたが、今回予期しなかったことが二つ。


●寄付受付期間を設定しなかった事による予期せぬ展開

●ビットコインを持たないが寄付による優先公開を希望する一部の寄付者


一番の痛恨事は寄付の受付期間を限定しなかったことです。今回のクラウドファンディングのスキームの特徴は最終的な当サイトでのConsensus 2016レポートの無償全体公開
ですが、それより先行して寄付者のみに優先公開しました。

レポートはおそらく日本語では宇宙最速で、文字数は13682文字(しかも随所で箇条書きになっており情報の密度は高い)、3日間のイベントの翌日午後に優先公開として寄付者に送付されるというスピードだったのですが(一部の寄付者のスパムメールフォルダに行ってしまったり、何かの理由で送付希望アドレスに届かなかったという問題が発生しましたが、最終的に全員送付成功)、送付日より「後」に寄付を希望された方が一名いらっしゃいました。しかもビットコインがなく振込で寄付をすると。振込で寄付をするの部分は、仕方がないですが、問題は全体公開予定日が迫っていることでした。他のすべての寄付者が済ませている寄付ですが、この方はこれから振り込むと表明、しかし全体公開が迫っていることから私の判断で「寄付の入金を確認してからレポート送付」という手順とは順序を逆にしたわけです。送付の後から寄付という形に。

このような例外を作って、良いことはまずありません。このケースではなんとか受け取れましたが(詳しく述べると長くなりますが、簡単に言うと「回避できたトラブル」)、最悪寄付の申し出そのものを反故にされる可能性があります。

(「寄付」という呼び方が誤解を呼ぶのかも知れません。正確にはファンディング、資金集めですから。「寄付」という言葉以外に何が使えるかも要検討です。)

また、今回のクラウドファンディングのスキームを無視して、レポートを購入したい「寄付者(だったはずの方)」という事態も発生しましたが、これも例外を作るとスキーム自体が崩壊します。コンテンツとして販売することにしたレポートを後から無償公開することは難しいのです。カリスママーケッター和佐大輔さんの「ネットビジネス大百科」は何年たとうが無償化されていません。

今回私が実施したクラウドファンディングと同様のことをされたい方は、必ず、寄付(資金提供)が入金されたこと確認する前に特典を送付しないで欲しいと思います。で、このようなイレギュラーな事態を防ぐためには、寄付の受付期間の最終日を決めて周知する。受付期間を期間限定にしたほうが調達金額も増える可能性が高いであろうと思います。

かなりの部分を即興的に決めていった今回のビットコインクラウドファンディングだった割には上手くいったと思いますが、先程述べた事態も発生しました。今回それを経て、トラブルを起こさないようにする運営のやり方のヒントも得られたので、現在計画している、もっと規模を拡大したクラウドファンディング(ビットコインかどうかは現在検討中)に活かして行きます。

クラウドファンディングの立ち上げに興味があるという皆さんどうでしたか?

余談ですが、ビットコインにこだわらなければ、起業家家入一真さんのキャンプファイヤや、海外で人気のKickstarterなどもあります。調達金額の規模も千差万別で、これはいわゆるクラウドセール系ですが、The DAO (イーサリアムブロックチェーン系のシステム)は120億円相当を上回る過去最高の調達額で、下手なIPOも真っ青のお化けクラウドファンディング事例になりました。

やりたいことがある人は、クラウドファンデングでお金を集めてみては。がんばって下さい。

では、この辺で。

士林翻訳サービス 林




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