2015年9月26日土曜日

ビットコイン(とFINTECHの)のカンファレンスに参加しました。


こんにちは。

士林翻訳サービス主任翻訳者の林です。

いま、Breakthrough Summitというイベントの
FINTECH DAYの帰り、ファミレスでこの記事を書いています。

FINTECHといっても焦点はビットコイン、ブロックチェーン技術、暗号通貨(特にNEM)でした。

午後の13時に始まり18時まで続き、その後はネットワーキングディナー(懇親会)でした。

13時から18時までの間、可能な限り多くのセッションに参加しました。

自分は暗号通貨やブロックチェーンの翻訳を得意分野としており、今回は知識、知見を増やすまたとない機会。ビットコインで購入したので割引価格でしたが、払った約8000円の価値がありました。

13:00-13:50

Opening Keynote Panel。なんとホリエモン、堀江貴文氏が登壇。BitFlyerのCEOの加納氏がモデレーターを務め、他にはBitcoin 2.0に詳しい大石哲之氏やエンジェル投資家のRoger Ver氏、合わせて四人での「ビットコインは社会をどう変えるのか」に関するトーク。はじめの方に堀江氏のぶっちゃけた発言がー「日本人は現金主義、ビットコインの日本でのmass adoptionは厳しい」。他の登壇者も概ね同意だった模様で、更に少し後堀江氏ー「楽天ポイントとかAmazonポイントやTポイント、日本人結構利用してるでしょ。ブロックチェーンに乗っけて運用するようになるかも」。なかなか興味深い見解でした。こちらの方がビットコインのmass adoptionより現実的と堀江氏は考えている模様。後、規制に関する話では、最低限は必要という見解で一致したようで、「規制当局が暗号通貨やブロックチェーン技術について何も知らない」というぼやきのような発言もありました。後は、マルチシグなど、技術の発展で規制をクリアできるのではという話も。

14:00-14:45

「ビットコインがもたらす世界経済への影響」のセッション。英語でした。自分はアメリカに7年留学していたのでほぼ全て聞き取れました。まず、「ビットコインは政府がコントロール出来ない通貨である」という話がありました。そもそも政府によるお金のコントロールの歴史はたかだか100年、その前は金本位制という指摘も。ビットコインは金本位制が終わって以来初めてのnon-inflatable (膨張不可能、つまり勝手に供給を増やせない)通貨であるということです。続けて、separation of money and state (お金と国家の分離)は必要か、という話題に移り、いわゆる地方の自治体が発行しているlocal currency(地域通貨)はすでにgovernment freeであると。またTEPCO(東京電力)も自身の通貨を持っている。さらにさらに、個人が通貨を発行できる時代は既にそこに来ている。counterpartyのようなウェブサービスやethereumのプラットフォームを利用してそれが可能になっている。いわゆる「トークンエコノミー」と言われている事象を言っているようでした。

15:00-15:45

「仮想通貨とレギュレーション」のセッション。こちらは業界で著名なJimmy Honmaさんのモデレーションによる日本語のセッションでした。まず、ヨーロッパではビットコインは通貨(currency)だが、アメリカや日本ではコモディティとなっているという話から始まりました。また妥当なビットコインの位置付けとしては「通貨マイナス強制通用力」、つまり「任意通貨」が妥当だろうと弁護士である増島雅和氏が確か述べていました(多分…どなたの発言かは正確には覚えていません)。強制通用力というのは、法定通貨(いわゆるfiatードル、円、ユーロなど)が持つ、決済の手段として受取り手が拒否できない性質を指します。もっとざっくり言うと「通貨ライク」なものであるという見解も。後、ビットコイン建貸付やBTCデリバティブ、そしてBTC建資産運用などが現行の日本の法律による規制の対象になっておらず、ここはなんとかしないと、という弁護士増島氏のコメントがありました。現状日本で「価値記録」のような、私からすると?な名前がついていて、ちゃんと「お金」として規制することによってきちんと消費者を保護出来ていないのはまずいのではと、コメントを聞いて思いました。規制を受ける前のFXのようだという指摘もあり、考えさせられます。

16:00-16:45

この時間帯はあえて無料の方のセッションに参加。「Hacker's talk: ビットコインにまつわる新たなテクノロジー」。大石哲之さんのモデレーションでしたが、この方はEthreumを初めとする特にいわゆるBitcoin 2.0技術に明るいので、ワクワクして始まるのを待ちました。ですが、蓋をあけるとNEM(New Economy Movement)の話題ほぼ一色でした。NEMもいわゆるCryptocurrency(暗号通貨)ですが、ビットコインと同じく発行上限が決まっている一方、マイニング(採掘)が存在せず、ブロック生成のモチベーションは取引手数料とのこと。今年3月31日に公開されたばかり。またDAO(自立分散型組織)の形をとっているそうです。このDAO、自分がやっていた翻訳にも出てきましたが、調べてもなかなか腑に落ちませんが、これから広まっていくのかも知れません。ちなみにNEMの公式は: www.nem.io  取引所Zaifを運営するテックビューロ社のmijinというお目見えしたばかりの(いわゆる)プライベートブロックチェーンのサービスがNEMで動いているという話を聞くと、NEMは無視できないと感じました。FacebookでNEMのグループに僕を追加してくれたJimmy Hommaさんに感謝です。

17:00-17:50

Closing keynoteでした。ただしBitcoinの話が少なかったのでこの辺りは端折ります。FINTECHにおいて"DATA is the new oil" (データこそが新しい原油である)という話は興味深かったですが。FINTECH革命は夜明け前であり、そこでビットコインやブロックチェーン技術はどのような役割を担うのでしょう。


18時からネットワーキングディナーでした。折角の機会だったので大石さんや本間さん、Roger Verさんと交流してみたいとも思いましたが、皆が一生懸命人脈を作っている場面に出くわすととたんに自分を売り込む気が失せる私…ただ良かったのは、愛知の方から来たMくんという30歳ぐらいのプログラマーやっていて休職中という人と知り合って、意気投合し、別の場所で「ブロックチェーンってどうやって実装するんだろうねえ」「Satoshi Diceやってみよう」「Bitcoin Coreダウンロードこのサイトからだよ」などと数時間盛り上がり、連絡を取り合うことを約束して別れました。

ここに書いた事以外にも無意識レベルで多くの学びがあったので、ビットコインやブロックチェーン関連の翻訳に活かして行きたいと思います。あとMくんと、なんかビットコインやブロックチェーン関連で一緒にビジネスやれるといいね、という夢を語りました。ビットコインはやっと黎明期を過ぎたばかり、そのようなチャンス、ないと言えないというか、むしろこれから数多くあると思われます。翻訳少し減らして、彼とビットコインビジネスにチャレンジしてみようかな。機会をうかがって見ますかね。

いや~本当に面白かった。

では、この辺で。

士林翻訳サービス 主任翻訳者 林














2015年9月8日火曜日

士林翻訳サービスの内部事情

こんにちは/こんばんわ。

士林翻訳サービス主任翻訳者の林です。

最近風邪を引いております。

8月第四週のVolatile(変動の激しい)な気温に
やられた模様。最初は喉だけだったので
龍角散を買って飲んだのですが、鼻水も出てるから、
総合感冒薬のほうが良かったか?

それはともかく。

相変わらず翻訳などの仕事で忙しくしています。

ライターの仕事にも、登用されて一本こなしてみました。
…が、お金的に、翻訳より割がいいとはいえませんね(笑)

ちなみにこの記事です。

次に書いた二本目は、コラム調で情報量が少ないということ
でボツになってます。

翻訳の仕事の方が落ち着いたら再チャレンジします。

記事として載せられる品質の文章を書くことは
翻訳の品質向上にも直接つながるので。そのうち
出版翻訳デビューも出来るでしょう。

さて、本題に入ります。

士林翻訳サービスは私林士斌(Shihpin Lin)が運営する翻訳事業です。
そこそこ盤石な顧客ベースを抱えており、吹けば飛ぶような存在ではありません。

私主任翻訳者はこの事業を運営するに際して、仕事を3つに絞っています。

よく言われていることですが、仕事効率化よりも、やること自体を減らす。

これら3つになってます:

1. 翻訳の仕事を取ってくる/お客さんとやりとりする (営業、カスタマーサポート)
2.翻訳作業をこなす
3.お金を管理する(入金チェック、集金の催促、確定申告向け作業)

この3つだけです、基本。

士林翻訳サービスには自分以外に常駐の人はいませんが、
これだけ業務を絞れば自分一人でも十分回ります。
それほど忙しくも感じません。

ただし、コアの翻訳の作業が一番大事なので、
それ以外は外注化出来るものがあればそうしていく方向です。

このまえAnytimesというサイト経由でレシートや領収書の整理
を依頼しました。4500円カードで払って、今年1月-8月までの分です。

事業の売上が増えているので、確定申告をしっかりやらないと脱税と
見られても仕方がないので、ここらへんの体制を強化すること
が課題です。

よその商売がどのように回っているか分かりませんが、
うちだとこんな感じです。

3年経ったらもう少し様変わりしているかもしれません。今日のエントリーは
自分用の忘備録を兼ねています。

では、

主任翻訳者 林

p.s. 11月からまた台湾一ヶ月です。今度は台北101ビルの近郊に滞在します。